妊娠中の栄養

妊娠中はお腹の中にいる赤ちゃんも含めて２人分食べなきゃって言うけど、 どの程度栄養を摂ればいいのかちょっと下の表を参考に…。

栄養素	含まれる食物	説　　明
炭水化物(糖質)	ごはん パスタ うどん	体を動かすエネルギー源。食べすぎなどは肥満を招く事に…。 １日の総カロリーの半分は糖質の食品である穀類などから。 砂糖も糖質の仲間なんですよ！
タンパク質	豚肉 豆腐 鶏肉 卵	筋肉や血液の元となる栄養素。 現代人の食生活では結構とりすぎで問題視されがちな栄養素ですね(^^; 脂肪分の少ないものを摂るように心がけましょう。
ビタミンＡ	人参 レバー ニラ 春菊	皮膚や粘膜などの形成に必要とされる栄養素。 動物性の食材に含まれるレチノール。野菜に含まれるカロチンが大元です。
ビタミンＢ郡	いわし うなぎ とうもろこし そば	神経や筋肉の働きを高める効果。 また、肥満の防止にも一役買っている様子。 不足すると疲れやすくなるので注意が必要ですね。
ビタミンＣ	ブロッコリー いちご ほうれん草 パパイヤ 緑茶	細菌への抵抗力をつけてくれたり、ストレスから体を守ってくれたり。 風邪の予防などに効果があり、風邪を引いたときも摂ると症状が早く良くなります。 果物もビタミンＣは豊富ですよ！
ビタミンＤ	しらす かつお しいたけ まいたけ	カルシウムの吸収を助ける栄養素。 カルシウムだけを摂っていても、骨に沈着されなければ無意味なんですね。 何かと妊娠中や産後は赤ちゃんに骨をとられるので、 ビタミンＤとカルシウムの摂取だけは心がけてください。
葉酸	卵黄 いちご アスパラガス ほうれん草	ビタミンＢ郡の仲間。 細胞分裂に必要な栄養素で、お腹の中の赤ちゃんの成長に大きく関与。 流産や妊娠中毒症などの予防にも効果があるとか…。 安定した妊娠生活には欠かせない栄養素の１つ。
カルシウム	小松菜 煮干 牛乳 チーズ ごま	骨や歯を作るのに欠かせない栄養素。 筋肉や神経などの調節や血液の凝固作用、免疫作用にも関わっているようです。 血圧の上昇を抑え妊娠中毒症を防ぐ効果も。 イライラを解消する働きは昔から言われますね(^^;
鉄	のり レバー しじみ ひじき ゆば	赤血球の主成分のヘモグロビンの原料。 妊娠中は体全体の血液循環量が増えるので、 妊娠前異常に鉄を摂取しないと鉄欠乏性の貧血に…。 お腹の中の赤ちゃんの成長にも必要な栄養素です。

その他にも栄養素ってたくさんあるんだけどね。 とにかくバランスの摂れた食生活が大切。